天候によって体調が悪くなる女子のことを「低気圧女子」と呼びます。以前から、天気の良くない日に体調を崩すことがある女性は、もしかすると低気圧女子なのかもしれません。今回は、天気が悪くなると体調を崩すという低気圧女子についてお話します。
低気圧女子とは
低気圧女子とは、天気の悪い日に体調が悪くなる女性のことだという話をしました。実は、詳細な理由が発見されるまでは、曇天や雨天による気分的なものと思われていました。
たとえば、天気予報で雨予報と聞くととたんに体調が悪くなったり、曇天を見ると気分が憂鬱になったりするなどです。
ところが、さまざまな研究の結果、気分的なものではなく、気圧が関係していることがわかりました。
天気が悪くなると気圧が下がり、気圧が下がると体調不良を引き起こすのは、自律神経が関係していることがわかってきました。
医学的には、気圧が下がると自律神経が乱れ体調が崩れると言われています。ちょうど、高山病にかかったのと同じ状況が起きているということです。
下記のような症状に当てはまると低気圧女子と言われています。
- 天気で体調が変わる
- 雨天の際に頭痛が起きる
- 天候によって気分が変わる
- 曇天や雨天の日は憂鬱になる
- 普段の生活が不規則
一見すると、気分的なもののようにも見えますが、いつも同じような症状が見られる場合は、専門機関にかかることをおすすめします。
低気圧女子になったときの改善策
低気圧女子になったときは、食事療法やストレスを抱えないことなどが挙げられていますが、最も効果的なのは、睡眠と食事をしっかりと取ることです。
そのほか低気圧女子になったときの改善方法は下記のとおりです。
- シャワーだけではなく、湯船に使ってあたたまる
- スマホのやり過ぎに気をつける
- 普段から歩いたりストレッチをしたりする
- 朝食を必ず取るようにする
- 腸内環境を整える
特別何かをすることはなく、普段の生活を変えることを意識することから始められるものばかりです。
低気圧女子にならないためにも生活習慣を見直してみる
今回は、低気圧女子についてお話しました。
低気圧女子になると、天候が悪くなることに合わせて体調が崩れるようになります。その原因は、気分的なものではなく、気圧が下がることで、自律神経が乱れることだと言われています。
改善するには、生活習慣を変えることはもちろん、入浴方法を変えたり、スマホのやり過ぎに気をつけることも大事です。
チェックリストも掲載しているので、当てはまる項目が多い方は、日頃から行動を意識することをおすすめします。