夫婦の間には、さまざまな事情や思いがあります。その思いが噛み合わないと引き起こされるのがセックスレスです。今回は、セックスレスの夫婦が離婚する可能性についてお話します。
夫婦間でセックスレスになる原因
そもそも結婚をする二人は、愛し合っていることがほとんどです。それにもかかわらず、セックスレスになる夫婦が多いといいます。ここでは、夫婦間でセックスレスになる原因についてお話します。
コミュニケーションが取れない
結婚する前にある程度はわかるものですが、残念ながら、それがわからずに結婚してしまったケースです。
夫婦間のコミュニケーションの主となるのは会話ですが、この会話ができないケースは意外と多く、その多くは、結婚後に知ることになります。
このケースで多いのは、口数の少ない男性に対して、会話を楽しみたい女性が、コミュニケーションが取れない人と感じています。
パートナーに嫌悪感を持っている
結婚生活の中で起こるさまざまなことから、パートナーに対して嫌悪感を抱いてしまうことから、信頼関係ができない、または壊れてしまったケースです。
このケースの場合は、初期段階であれば、なんとか修復も可能ですが、時間が経てば経つほど、修復するのはかなり難しくなります。
修復する場合は、初めに嫌悪感を抱いている原因を明確にすることです。ここをおざなりにしてしまうと、結局関係修復に失敗してしまいます。
性に対して嫌悪感を持っている
結婚前にもその兆候はあらわれていたのかもしれませんが、性に対して嫌悪感を持っているというケースもあります。
このケースは、過去に何らかのトラウマを抱えていることが多いので、中途半端な知識で対処せず、専門家に相談することをおすすめします。
専門家の指示に従い、焦らず長期的に、パートナーとの関係改善をしていきます。
セックスレスを長引かせると離婚になるケースも
セックスレスは夫婦間の問題という考えもありますが、中には離婚に発展するケースもあります。ここでは、セックスレスが原因で離婚になる可能性についてお話します。
浮気につながる
セックスレスによる性的欲求不満から、パートナー以外の異性と性的関係を持つ浮気につながる可能性も出てきます。
愛情や情がなくなる
セックスレスによるコミュニケーション不足から、パートナーに対しての愛情や情など感情が薄れ、感情がなくなると一緒にいる意味もなくなるので、離婚に至るケースが増えます。
修復できなくなる
セックスレスが長引くことで、関係修復をする気持ちが失せ、次第に同じ空間にいることにも苦痛を感じることから離婚に至るケースです。
セックスレス=だめというわけではない
今回は、セックスレスの夫婦が離婚する可能性についてお話しました。
出産や仕事などさまざまな要因でセックスレスになる夫婦は多く、場合によっては離婚に至ることもあります。
セックスレス自体が社会的にはマイナスのイメージを持たれていることから、相談することもできず、一人で悩んでしまうこともあります。
セックスレスは、一人で解決できる問題ではありません。少なくともパートナーと一緒に解決したいという気持ちにならなければ、解決は望めません。
ちなみに、セックスレスでも一緒に出かけたり、会話があったりする夫婦もいます。夫婦の形は夫婦で作り上げるものなので、セックスレス=だめというような考えを捨て、柔軟に対処することも必要なのかもしれません。