世界的に見ても日本のセックスレスの高さは群を抜いています。特に40代でのセックスレスの割合は高く、中には数十年ないというカップルもいます。今回は、セックスレスの多い40代夫婦についてお話します。
セックスレスになる原因
セックスレスになる原因の多くは、どちらかが、拒否しているケースです。ここでは、その理由についてお話します。
セックスレスの定義
そもそもセックスレスとは、セックスはもちろん、性的なコミュニケーションが1ヶ月以上ない場合をいいます。
1ヶ月以上なので、たまたま仕事が忙しくてや体の調子が悪くてという理由は、ほぼ当てはまりません。
パートナーに対する不満
セックスレスになる原因で多いのは、パートナーに対する不満が蓄積しているというものです。
見るのも嫌、話もしたくないなどパートナーに対する不満や嫌悪感からセックスレスになるので、根が深い問題です。
性的なものに対する嫌悪感
女性に多いようですが、性的なことに対する嫌悪感が強い場合も、セックスレスになることがあります。
このケースの多くは、幼少期に何らかのトラウマを抱えていることが多く、当人同士では解決できないことがほとんどです。
セックスレスの解消方法
セックスレスの解消は、パートナーとの協力関係を築いていなければ難しい問題です。ここでは、セックスレスの解消方法についてお話します。
コミュニケーションを見直す
セックスレスを解消するのに、最も大事なことは、夫婦で解消に向かう気持ちを持てるかどうかです。
夫婦でというのが肝で、どちらかに解消する意志がない場合や解消に後ろ向きな場合は成り立ちません。
そこで、パートナーがセックスレスについてどう考えているかを知る機会を作ることから始めます。
性に対する考え方を共有する
お互いにセックスレスを解消する意思があるなら、性に対する考え方を共有する時間を設けます。
性に対する考え方の共有までできてはじめて、どうやってセックスレスを解消するかを考えていきます。
失敗しがちなのは、共有ができていないのに、解消する方法を考え始めることです。思い出してください。なぜ、レスになったのかを。
相手を思う気持ちを忘れずに
今回は、セックスレスの割合が高いと言われる40代夫婦のセックスレス解消方法についてお話しました。
セックスレスを解消するには、セックスレスになった原因をお互いに認識し、お互いに受け入れることから始まります。
これらができていない状況で始めてしまうと、セックスレスが解消できないのはもちろん、最悪の場合は、拒絶されてしまう恐れがあります。
自分の思いや考えばかりを押し付けず、相手を思う気持ちを忘れなければ、自然と解消に向かうでしょう。